KOHARU日和

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5月14日は天然痘のワクチンが初めて接種された日

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現在、新型コロナウイルスにより多くの方が犠牲になっています。

心からご冥福をお祈りいたします。

そして1日も早く治療薬とワクチンが開発されることを願っています。

 

およそ220年前の今日、イギリスの外科医エドワード・ジェンナーにより、初めて種痘の接種に成功しました。「ワクチン」という概念ができた日です。ジェンナーはこの功績により近代免疫学の父といわれています。

 

種痘って何だろう?

昔、天然痘という病気が流行しました。(日本は江戸時代くらい)

天然痘ウイルスが原因で、感染すると20~50%の人が死に至り、20世紀の間には3億人から5億人が死亡したといわれている恐ろしい病気です。

 

今のコロナウイルスみたい。

感染しない方法を見つけたら英雄ですよね。

 

ジェンナーはある地域の噂で、「この感染症はウシを飼育している地域で、牛痘にかかると天然痘にならない」という話を聞きます。その膿を用いて造ったのが種痘。つまり種痘とは、天然痘の予防接種(ワクチン)です。

 

最初に受けた人たちは勇気がありますね。

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新型コロナウイルスの終息には、ワクチンの開発が急務

天然痘は世界で初めて撲滅されたウイルスです。

現在は存在しません。

ジェンナーの牛痘法がきっかけで、世界中の研究者が努力したお陰といえます。

 

日本の予防接種法(予防接種法2条1項)では、

「疾病に対して免疫の効果を得させるため、疾病の予防に有効であることが確認されているワクチンを、人体に注射し、又は接種すること」

と定義されています。

 

もし新型コロナウイルスのワクチンが開発されれば、感染を予防することができるでしょう。しかし専門家の間では、開発までに1~2年はかかると予想されています。

早く完成してほしい。

願うばかりです。

研究者の皆さん、よろしくお願いします。

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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。