おはようございます。ミツアキです。
5月15日は様々な節目の日。
聖徳太子が摂政に就任、五・一五事件、マクドナルド1号店開業、セブンイレブンの1号店開業、コロコロコミック創刊などがあった日です。
私たち日本人が今考えなければいけない一番大きな出来事は「沖縄が返還された」ことだと思います。
沖縄の歴史
私には沖縄県出身の友人がいます。
優しく、人が良すぎて「いつかダマされるよ」と忠告してもニコニコ笑い、「人を疑うよりいいよ」と言っているナイスガイです。
でも「オバアから聞いた」という戦争中の話をするときだけは厳しい目つきになってました。政治の話の時は更に真剣です。
沖縄は太平洋戦争中、地上戦があった場所。
銃で武装した敵のアメリカ軍が自分達の土地や家に入ってくるなんて、想像がつきません。恐ろしすぎます。
1945年4月1日、アメリカ軍は読谷村の海岸に上陸し、沖縄本島の北半分を制圧してしまいました。
その時の状況は惨すぎて言葉にできません。しかし歴史から目を背けるわけにはいかないので、経験者のお話が記載された記事をご覧ください。
戦後も米軍に占領されていた沖縄
上記の様な惨状が3ヶ月も続いたそうです。
艦砲射撃で女性も子どもも関係なし。
全県民の4分の1が亡くなったと言われています。
ひめゆり学徒のことも胸に刻んでおきたい事実です。
www.himeyuri.or.jp敗戦後も沖縄はアメリカ合衆国に統治され、米軍基地が設置されます。
道路は右側通行、お金はドル。
沖縄を出るときはパスポートが必要でした。
沖縄の返還
悲惨な歴史を耐え抜き、ようやく1971年に沖縄返還協定が締結されます。
翌年の1972年5月15日、沖縄は日本に施政権が返還されました。
沖縄県が復活します。
しかし今でも米軍基地問題、米兵による暴力事件、不発弾の問題、日米地位協定の問題などは未解決のままです。
十数年前、お酒を飲みながら友人と話していた時、「何でそんなに他人事なの?」とよく注意されました。教科書でも近現代史はあまり触れられず、正直なところ遠い他所の話だったのです。
同じ日本人なのに恥ずかしくなったことを思い出します。
5月15日だけでなく、いつも沖縄の皆さんの気持ちを自分のこととして一緒に考えて行きたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。