KOHARU日和

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5月4日は「みどりの日」 ~自宅で緑を楽しみ、鹿が現れた!

こんにちは。ミツアキです。

 

5月4日は国民の祝日、「みどりの日」です。

「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し豊かな心をはぐくむ」という趣旨の日。

 

〈目次〉

 

「みどりの日」はいつから祝日に?

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最初は4月29日で、「天皇誕生日」という祝日でした。昭和天皇の誕生日だったのです。

 

1989年(昭和64年)1月7日に第125代天皇が即位され、平成に元号が変わりました。天皇誕生日は12月23日になるのですが、4月29日はゴールデンウィークの1日。無くしてしまうと国民生活や経済に大きな影響が出るため、4月29日を「みどりの日」と制定します。

 

2005年(平成17年)に祝日法改正がありました。

2007年(平成19年)以降は4月29日を「昭和の日」にします。そして「憲法記念日」と「こどもの日」の間にあった5月4日「国民の休日」を「みどりの日」に上書きすることになりました。

 

名前の由来は「昭和天皇が植物に造詣が深く、自然をこよなく愛したこと」からのようです。私たち国民にすると、祝日が続くのはうれしいですよね。ありがたい祝日法改正でした。

 

今日は「みどりの日」。我が家の庭でみどりを楽しみました。

ヒアシンス

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ヒアシンスが咲きました。

花言葉は「悲しみを超えた愛」。ちょっと驚きです。

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ヒアシンスは、ギリシャ神話に出てくる「ヒュアキントス」に由来しているそうです。

ヒュアキントスは美青年で同性愛者。医学の神アポロンと一緒に円盤投げをしていた時、これを見ていた西風の神ゼピュロスがやきもちを焼き、意地悪な風を起こします。

 

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その風にでアポロンが投げた円盤がヒュアキントスの額を直撃。彼は大量の血を流して死んでしまいました。ヒアシンスはこの時に流れた大量の血から生まれたという悲しい伝説があります。

そんな由来があったとは…。

 

クロッカス

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毎年、クロッカスが咲くと「春だなあ」と思います。

花言葉は「青春の喜び」。ピッタリですね。

 

 

都忘れ

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毎年咲くこの花の名前は「都忘れ」。

〔別名は野春菊(ノシュンギク)、東菊(アズマギク)、深山嫁菜(ミヤマヨメナ)〕

花の名前らしくないのですが、鎌倉時代の「承久の乱」に由来しているそうです。

 

承久の乱は日本で初めて朝廷と幕府軍が争ったことで知られています。1221年、後鳥羽上皇が鎌倉幕府に対して討幕の兵を挙げますが、鎌倉幕府軍が勝利。

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後鳥羽上皇は隠岐に、息子の順徳天皇は佐渡に流されました。

その順徳天皇が雑草の中に咲いていた花を見て「この花を見ると都への思いを忘れられる」と話したことから名前が付いたといわれています。

 

花言葉は「穏やかさ、しばしの憩い」。

歴史を考えると切ないです。

 

 

クリスマスローズ

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クリスマスローズはキンポウゲ科クリスマスローズ属に分類される植物。

ヘレボラス(学名: Helleborus)といいます。

クリスマスローズという名前は本来、ヘレボルス・ニゲル (Helleborus niger)というクリスマスのころに開花する種類を指した呼び方になるそうです。

 

うちの庭に咲いているのはちょっと肥料が足りないかな…。

元気がありません。

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クリスマスローズの根や茎などには有毒な成分が含まれています。

だから動物に食べられることがないのか。

中世のヨーロッパでは悪魔払いに使ったりしていたとか。

 

花言葉は「いたわり」「追憶」。

 

スイセン

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 スイセンも咲いてます。

これも毒があります。毎年スイセンの葉をニラと間違えて食べてしまい、食中毒をおこしてしまう人がいます。気をつけましょう。

 

名前は漢字表記で「水仙」。中国の古典に「仙人は、天にあるを天仙、地にあるを地仙、水にあるを水仙」というものがあり、水辺で咲く姿を仙人に例えたと考えられています。

 

毒があると攻撃されることがないせいか、どんどん増えてます。

 

 

植物を攻撃するのはコレ

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お隣の庭に出た鹿

3日前に当院の患者さんが偶然撮影してくれました。

昼間から鹿が出たらビックリしますよね。

こんな事は引っ越してきてから初めてです。

 

この鹿たちがチューリップの球根や野菜を食べてしまいます。

人間を見ても逃げる素振りがない。

堂々としたものです。

コロナで人通りが減ったせい??

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。