先日アップした「土用の丑~」の記事で訂正するところがありました。
www.gogyokan.info国産と中国産のウナギはどう違うのか書いた部分で、コメントにありがたいご指摘をいただきました。
間違いを掲載すると大変なのですぐに調べ直しました。
結果は以下の通りです。
シラスウナギ
ウナギの稚魚。全長5~6センチほどで透明。フィリピン東方のマリアナ諸島付近で生まれ、黒潮に乗って日本や台湾、中国にたどりつくとされる。卵から育てる完全養殖は困難で、養殖に不可欠な天然のシラスウナギは高値で取引され、「白いダイヤ」と呼ばれる。各県の漁業調整規則などで漁には知事の許可が必要と定められており、指定期間以外の採取は禁じられている。
(コトバンクより引用 https://kotobank.jp/word/%E3%82%B7%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%82%A6%E3%83%8A%E3%82%AE-1341936)
「シラスウナギ」という種類ではなく、ウナギの稚魚のことを言うんですね。
大変失礼しました。
ニホンウナギ
日本で食用にされているウナギで、硬骨魚綱ウナギ目ウナギ科ウナギ属。日本、台湾、中国、韓国など東アジア全体に広く分布する。ウナギ属としては他に、オオウナギ、アメリカウナギ、ヨーロッパウナギなど亜種を含めて19種が、世界の温帯から熱帯域に存在する。
(コトバンクより引用 https://kotobank.jp/word/%E3%83%8B%E3%83%9B%E3%83%B3%E3%82%A6%E3%83%8A%E3%82%AE-189044)
正式には「アンギラジャポニカ種」。
標準和名をニホンウナギといいます。
ヨーロッパウナギ
ヨーロッパ、及び北アフリカの大西洋・地中海域に分布するウナギ。大西洋のサルガッソー海で産卵する。食用うなぎの一つ。中国で養殖・加工され輸入うなぎとして日本でも流通していたが、乱獲や環境の変化により減少。ワシントン条約により国際取引が規制されている。IUCNのレッドリストで絶滅危惧ⅠA類に指定されている。
(コトバンクより引用 https://kotobank.jp/word/%E3%83%A8%E3%83%BC%E3%83%AD%E3%83%83%E3%83%91%E9%B0%BB-687711)
日本で売っている中国産ウナギ
中国産のウナギは、
アンギラ・アンギラ(フランス種)
アンギラ・ロストラーダ(アメリカオオウナギ)
このどちらかでした。
味はほとんど変わらないそうです。
国産:アンギラジャポニカ種「ニホンウナギ」の特徴は、
・見た目が細長い
・ちょっと臭みがある(昔ながらの匂い)
・値段が高い
中国産:アンギラ・ロストラーダ種(アメリカオオウナギ)の特徴
・見た目がニホンウナギより太め
・クセがない
・身がちょっと硬い
・値段が安い
どーなんさん、本当にありがとうございました。大変勉強になりました。
また何か間違いがありましたらご指摘お願いいたします。
今年の8月2日は二の丑。もう一度土用の丑の日がやってきます。
みんなで美味しいウナギを食べましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
初めまして
先ほど読者登録を頂き有り難うございます
チョット気になったのでコメントさせて頂きました
シラスうなぎというのはニホンうなぎでもヨーロッパうなぎでも数センチの小さい幼魚の時だけのウナギのことを言います
大分でも大きい河でシラス漁が行われています
少し大きくなってクロコ そして成魚で出荷
基本的にはニホンウナギです。
イワシでもでも幼魚をシラスと言います。