KOHARU日和

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「アンサング・シンデレラ ~病院薬剤師の処方箋」がおもしろい!意味やあらすじ

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フジテレビHP https://www.fujitv.co.jp/unsung/より引用

7月16日から始まったドラマ「アンサング・シンデレラ ~病院薬剤師の処方箋」。

ずっと楽しみにしてました。

 

第1回の放送を観ましたが、期待以上におもしろい!

絶対オススメのドラマです。

〈目次〉

 

「アンサング・シンデレラ 」の意味は?

薬剤師の友人がたくさんいるので放送前から話題でした。

元々はマンガが原作です。作者は荒井ママレ さん。(医療原案は富野浩充さん。) 

 

「アンサング」なんて聞いたことがない単語なので調べてみました。

「アンサング」は「歌われていない」という意味。

そこから「賞賛されない」とか「ほめられない」という意味で使われています。

 

患者が頼るのは医師や看護師。

その存在すら知られることが少なく「陰日向で」活躍する病院薬剤師さんに、

「褒められないシンデレラ」

というタイトルはピッタリです。

 

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「アンサング・シンデレラ 」のあらすじ

萬津総合病院の薬剤師として働く葵みどり(26歳)が主人公です。

人気女優の石原さとみさんが演じています。

容姿で人気なのかと思ったら、演技力も抜群ですね。

 

医師のように頼られず、看護師のように親しまれない病院薬剤師。

でも患者さんを治しているのは薬です。

 

薬が患者さんの体に入る前の最後の砦として「当たり前の毎日」を守るため、院内を駆け回っている大切な仕事。

 

称賛されなくても陰日向で奮闘する薬剤師さん達の物語です。

 

初回は一型糖尿病を患う少女達との絆がテーマでした。

泣けます。

 

病院のカースト(?)制度

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イメージです

今の病院では少なくなっていますが、昔は病院にカースト制度のようなものがあったような気がします。

 

医師が絶対的存在。誰も逆らうことが出来ない雰囲気。今の先生方は気さくで誰にでも優しい人が多いですが、昭和の時代は恐かったですよね。

「俺の言うことに逆らうのか?」ってイメージです。

 

その下に看護師、薬剤師、理学療法士が働いている感じでした。

ドラマで描かれている通りです。

 

その中で行なわれる「疑義照会」がどれ程勇気がいることか…。

疑義照会」とは、医師が作成した処方箋に疑問点や不明点があった時、薬剤師が医師に確認を行なうことです。

 

「先生、この処方箋おかしいと思うんですけど」って、なかなか言いにくいですよね。

ドラマ中のように「薬剤師が生意気なことを!」と怒る医師が今もいるのでしょうか。怒らなくても不機嫌になる医師はいるかもしれません。

 

でも本当に間違えていたとしたら、困るのはその薬を服用する患者さん。医師と薬剤師はものを言いやすい関係になっていてくれないと医療ミスが起きてしまいます。

 

そんな状況でも輝いている薬剤師さん達の活躍、これからも楽しみです!

 

 

病院薬剤師を希望する学生が増えない理由

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薬剤師の友人から聞いた話ですが、薬学部を卒業した学生さんは就職先に病院を希望する人が少ないそうです。薬学部が6年制になったことが大きいみたいですね。

 

医学部と同じように6年通わなければならないので、奨学金などを利用している学生がほとんど。親の負担を少しでも軽減したくて給料の高いドラッグストアなどに行ってしまう。

 

病院は激務に加え、初任給がドラッグストアに比べて安いから離れてしまうようです。

 

このドラマを観て病院薬剤師に魅力を感じ、就職希望者が増えると良いですね。

 

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「アンサング・シンデレラ 」のキャスト

葵みどり:石原さとみさん

相原くるみ:西野七瀬さん

小野塚 綾:成田 凌さん

刈谷奈緒子:桜井ユキさん

羽倉龍之介:井之脇 海さん

工藤虹子:金澤美穂さん

販田聡子:真矢ミキさん

辰川秀三:迫田孝也さん

七尾 拓:池田鉄洋さん

荒神寛治:でんでんさん

瀬野章吾:田中 圭さん

 

豪華キャストです。

小野塚 綾役は清原翔さんだったのですが、現在病気療養中のため代役に成田 凌さんが演じています。清原翔さんの1日も早い回復をお祈りしています。

 現役の薬剤師さんからすると「あれはちょっとあり得ないよね」という場面もあるようですが、今後もこのドラマから目が離せません。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。