以前金曜ロードショーで放送していた『聲の形』を録画してあったので昨夜観ました。
制作が京都アニメーションだったので、追悼の気持ちと「どんなアニメを創っている人達だったんだろう」という好奇心があったと思います。
率直に、とても良い映画でした。
多くの人に観てほしいです。
出典:映画『聲の形』公式サイト
『聲の形』のあらすじ
ある小学校に聴覚障害のある女の子(西宮硝子)が転校してくるところから物語が始まります。
筆談でコミュニケーションを取ろうと努力する硝子を面白半分でいじめる将也。
いじめは次第にエスカレートしていき、補聴器を何度も壊すまでに…。
周囲の子は最初笑って見ていますが、学級会で問題になると今度は逆に将也がいじめられる側に代わり、孤立したまま女の子は転校してしまいます。
その後時間が流れ、高校生になって将也は硝子や旧友たちと再会するのですが…。
続きはぜひ映画をご覧ください。
多くのことを考えさせられた『聲の形』
いじめはダメなことですが、やってしまったことは取り返しが付きません。
悪いことをした人間は死んで詫びるしかないのか?
自殺したところで何の解決にもなりません。
ではどうすれば。
人を許す、許されるってどんなこと。
人を傷つけてしまった、罪を犯してしまった人はどんな風に相手やその家族、周囲の人と接していけばいいのだろう。
そんなことをたくさん考えさせられました。
『聲の形』のすばらしさ
ストーリーもさることながら、絵の繊細さや演出が秀逸です。
特に花火の場面が好きですね。
声優さんも自然でとても良かった。
音楽も場面にピッタリ。
もう一度観ようと思います。
このスタッフの皆さんが理不尽に命を奪われたことを思うとやりきれません。
こんな素敵な作品を作っていた人達がどうして…。
作品をたくさん観ることで喜んでもらえるのかなと思います。
次は劇場版「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」を観る予定です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。