1月23日は「一無、二少、三多(いちむにしょうさんた)の日」だそうです。
2016(平成28)年に日本生活習慣病予防協会が制定しました。
健康長寿に必要な生活習慣を表しているのですが、広まるかなぁ。
[目次]
一無、二少、三多(いちむにしょうさんた)とは
「一無」は禁煙
「二少」は少食:腹八分目で塩分は1日10g以下
少酒:お酒を飲み過ぎない。日本酒なら1日1合まで
「三多」は多動:体を多く動かす(1日20分の歩行+体操やトレーニング)
多休:しっかり休養する(6~8時間の睡眠)
多接:多くの人、事、物に接し趣味を豊かに創造的な生活
1月23日の日付から「一無、二少、三多」の日となりました。
東京慈恵会医科大学総合健診・予防医学センターの和田高士教授が、日本人9554名を対象に7年間追跡し調査しています。その結果、「一無、二少、三多」を実践している人は男女ともメタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)の発病が少ないことが実証されています。
(日本内科学会の英文誌「INTERNAL MEDICINE」に発表されました。)
「一無、二少、三多」はメタボを効果的に減らす | 最近の関連情報・ニュース | 一般社団法人 日本生活習慣病予防協会
一無(いちむ)は禁煙・無煙のススメ
タバコはニコチンやタール、一酸化炭素という体に害のある物質を含んでいます。
でも「わかっちゃいるけどやめられない」のがタバコ。
依存性が有り、禁煙の難しさは並大抵ではありません。
百害あって一利無しのタバコは早く縁を切りたいものです。
二少(にしょう)は少食・少酒のススメ
食べ過ぎ、飲み過ぎをやめよう
少食
暴飲暴食になるのは幸せな証拠。
食べたくても食べられない人が世界には溢れているのに、日本は恵まれています。
食欲をそそるCMや広告の中、お店に行けば何でも手に入る環境では食べたくなるのも当たり前。
その欲を断ち切るのは自分の意思しかありません。
食べ過ぎは糖尿病、脂質異常症、高血圧など生活習慣病の元なので、八分目に抑えたいところです。
少酒
タバコ同様、お酒の飲み過ぎも体に悪いことはみんな知っています。
「百薬の長とはいへど、万の病は酒よりこそおこれ」
とはいえ私もお酒をやめられないうちの1人。
禁酒・断酒とはいいません。
飲む人は節酒で休肝日を取りながら楽しみましょう。
三多(さんた)は多動・多休・多接のススメ
よく動き、よく寝て、よく接する
多動
ウォーキングがお勧め。
1日20分を2回が理想です。
他にも筋トレやストレッチが良いです。
多休
一般的には1日6~8時間の睡眠が良いようです。
でも個人差があるので、自分が「あ~スッキリした」と思えるくらい眠れるといいですね。
働き過ぎず、休憩や休暇、休日をしっかり取ることも大切です。
多接
多くの人と交流し、さまざまな物、事柄に興味を持つことが健康長寿の秘訣。
今はコロナで自粛生活を余儀なくされ人に接する機会が減りました。
こんな時こそ何か趣味を見つけ、新しく挑戦すると良いのではないでしょうか。
まとめ
健康な生活を送るためにはタバコをやめ、暴飲暴食を控え、しっかり休むこと。
そしてたくさんの人と交流したり、趣味を持って創造的な生活を送ることです。
とっても良いことを言っているのに知名度がいまいち。
将棋の加藤一二三名人などに広告塔を頼んでみてはどうでしょう。
藤井聡太君と並んでCMなど流してみるとか。
一無、二少、三多(いちむにしょうさんた)で健康を維持したいものです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。