KOHARU日和

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自動ブレーキ搭載が2021年11月から義務化!あなたの車はどうなる?補助金は?

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写真はイメージです

先日、またブレーキとアクセルの踏み間違い事故がありました。運転していたのは80代の女性です。お店に突っ込み、1人の方が犠牲になりました。

スーパーに車突っ込み…2人死傷~北海道札幌市(HBCニュース) - Yahoo!ニュース

 

自動ブレーキは来年(2021年)に義務化されますが、その前に乗り換えましょうよ。もう悲しい事故が起きないように。

 

〈目次〉

AEBS』(衝突被害軽減ブレーキ)の義務化

昨年末、国土交通省が『衝突被害軽減ブレーキ』を義務付ける方針を公表。2021年11月から、新車販売されている乗用車に装備を義務付ける方向です。第178回『国連自動車基準調和世界フォーラム(WP29)』の会合で、乗用車などの衝突被害軽減ブレーキの国際基準が成立したことが大きいようです。

交通事故が減らず、高齢者や子どもが犠牲になることが多い昨今、大歓迎の義務化ですね。しかし今私たちが乗っている車はどうなるのでしょうか?料金や補助金も気になります。

21年に自動ブレーキ義務化 新型車、25年から既存車種も(山陽新聞デジタル)

 

自動ブレーキは中古車に装備できる?

自動ブレーキは「AEBS」(Advanced Emergency Braking System)といい、衝突被害軽減ブレーキを意味しています。

現在、私の車に自動ブレーキはついていないので調べてみました。

結論を申しますと、

現段階では、自動ブレーキ装置を後付けすることはできません。

残念…。

後付け装備で、自動ブレーキを作動させる緻密な制御と調整は難しいようです。今後も後付けの自動ブレーキの開発は期待できないとのこと。「AEBS」が装備された新車または中古車を買うしかありません。

国土交通省は、国内メーカーが2021年11月以降に販売する新型乗用車(軽自動車含む)やモデルチェンジする車に、自動ブレーキの搭載を義務付けたのです。

 

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自動ブレーキを比較してみよう!

自動車メーカーは安心安全な車を開発するため、「AEBS」の進化は目覚ましいものがあります。現段階で開発されているものを調べてみました。

スバル「アイサイト」

最初に開発したのはスバルです。アイサイトがあったからこその進化。

「アイサイト」は認識力の高いステレオカメラを使用した制御機能が高評価。車と自転車、歩行者を検知して自動ブレーキで対応します。(夜間検知には非対応)
自律自動ブレーキは「プリクラッシュブレーキ」といい、「アクセル&ブレーキ制御+ステアリング制御」を「ツーリングアシスト」に改めました。

走行スピードは1~160km/hで動作。これは他社から群を抜いています。停止可能な速度差は30~50km/h

フォレスターレヴォーグなどに搭載されています。

トヨタ「トヨタセーフティセンス」

トヨタの「セーフティセンス」は「先進安全技術群」の総称です。昼間だけでなく、特に夜間走行時の安全を守る自動ブレーキシステムとなっています。(ただし、夜間の自転車だけは検知できません。)交通死傷事故ゼロを目指すトヨタは、様々な事故形態を分析し、先端技術を開発しています。

走行スピードは10~80km/hで動作。これは他社から群を抜いています。停止可能な速度差は40km/h

アルファードヴェルファイアに搭載されています。

ホンダ「ホンダセンシング」

「ホンダセンシング」とはホンダ製の先進安全技術の総称。自律自動ブレーキの名称は「衝突軽減ブレーキ/CMBS」。最大9つの先進安全技術で発生確率の高い事故を抑制します。

低速走行でも歩行者の検知ができる、カメラとミリ波レーダーがポイント。(夜間や自転車検知は非対応)。衝突軽減ブレーキや歩行者事故低減、誤発進抑制など、安全機能が満載です。

走行スピードは5km/h~。停止可能な速度差も5km/h以上です。

搭載車種は多く、ステップワゴンフリードフィットシビックN-BOXレジェンドまで、クラスを問わず搭載しています。粋ですね。

日産「インテリジェントエマージェンシーブレーキ」

「インテリジェントエマージェンシーブレーキ」は日産製の自律自動ブレーキ単独の名称。主に昼間、歩行者と車両を検知します。車間距離を保った走行をアシストする機能、衝突回避機能も搭載。単眼光学式カメラセンサーと、その認識した画像の解析アルゴリズムやプログラムがとても優れています。

走行スピードは10~80km/hで動作。停止可能な速度差は30km/h以下

ノートセレナに搭載されています。

マツダ「i-ACTIVESENSE」

「アドバンスト・スマート・シティ・ブレーキ・サポート(アドバンストSCBS):スマート・ブレーキ・サポート(SBS)」は先進安全技術群の総称で、自律自動ブレーキの名称は「アイアクティブセンス」と呼ばれています。

ブレーキ性能が優秀で、検知能力が高く実際の回避支援能力も高性能です。(夜間の歩行者検知が可能なシステムは限られている。)

走行スピードは4~80km/hで動作。停止可能な速度差は15km/h以上

アクセラCX-3など、すべての車種がサポカーS対象となっています。

三菱「e-Assist」

先進安全技術の総称で自律自動ブレーキの名称は「衝突被害軽減ブレーキシステム/FCM」。

悪条件での検知能力が向上し、身長を問わず正しいドライビングポジションがとりやすいのが特徴です。緊急時の急ブレーキもかかりやすくなっています。

三菱の「e-アシスト」の自動ブレーキは、「FCM」という機能が搭載。ステレオカメラで障害物や歩行者を検知し、衝突の回避、被害の軽減をサポートします。前方が見えにくい雨天時や夜間でも走行をサポートしてくれます。(自転車の検知には対応していません)

走行スピードは10~80km/hで動作。停止可能な速度差は5~30km/h以上

エクリプスクロスekワゴンに搭載されています。

スズキ「ブレーキサポート」

スズキの「ブレーキサポート」には4種類あります。

・「レーダーブレーキサポート」

・「レーダーブレーキサポート2」

・「デュアルカメラブレーキサポート」

・「デュアルセンサーブレーキサポート」

それぞれ機能が違います。全てのブレーキシステムが昼間のみの対応。レーダーブレーキサポートとレーダーブレーキサポート2は、歩行者に対応していません。

走行スピードは5~100km/hで動作。停止可能な速度差は5~50km/h

ソリオスイフトに搭載されています。

 

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サポカー(安全運転サポート車)補助金が出ます

令和2年度中に満65歳以上となる方を対象に、

①対歩行者衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い急発進抑制装置を搭載する車(サポカー)

②後付けのペダル踏み間違い急発進抑制装置の購入等を支援。

(※)令和2年度中に満65以上となる高齢運転者を雇用する事業者を含みます。

①サポカー購入補助

対象:

i)対歩行者の衝突被害軽減ブレーキ
ii)ペダル踏み間違い急発進抑制装置

  iかつiiを搭載する車両 iのみを搭載する車両
登録車 10万円 6万円
軽自動車 7万円 3万円
中古車 4万円 2万円

②後付けのペダル踏み間違い急発進抑制装置購入補助

障害物検知機能付き  
ペダル踏み間違い急発進抑制装置等 4万円
ペダル踏み間違い急発進抑制装置等 2万円

 

サポカー補助金 お問合せ窓口

(ナビダイヤル)TEL:0570-058-850(一般回線)

TEL:03-6831-0615

※ナビダイヤルを利用できないお問合せの方用の電話番号

電話受付時間  9:00~17:15
(土・日・祝祭日は休み)

すぐに相談してみましょう!

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まとめ

どのメーカーも日本車は優秀です。特にどこが一番、とは言えない状況ですね。自分の好みで選ぶのが良いでしょう。

2025年には全車種で義務付けられる方向です。新車でも中古車でも、5年以内に買い換える準備をしておきましょう。自分のため、家族のため、周囲の人のためにも、1日も早く『AEBS』(衝突被害軽減ブレーキ)装備の車に乗りましょう。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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