おはようございます。ミツアキです。
今日はアメリカで「タップダンスの日」。
「タップの神様」と呼ばれたビル・ボージャングル・ロビンソンの誕生日にちなんで1989年11月に制定されました。
タップダンスとは
タップダンスは、タップスと呼ばれる金属板を靴底の爪先(ボウル)と踵(ヒール)につけて床を踏み鳴らし、リズムを表現するダンスです。
北野武監督の「座頭市」でも有名になりました。かなり前、新春かくし芸大会で堺正章さんもやってた気がする。
その歴史はちょっと意外。アメリカ南部で奴隷として扱われていた黒人たちがルーツです。人種差別が最もひどかった頃、労働を終えた黒人たちが集まりドラムを叩いて踊っていました。しかし白人がドラム演奏を禁止してしまったことから、代わりに足踏みだけで地面を鳴らして演奏したのが起源らしいです。
1920年代にジャズミュージックが生まれ、音楽に合わせて足を踏み鳴らすという現代のタップダンスにつながります。
ビル・ボージャングル・ロビンソン
ビル・ボージャングル・ロビンソンは1930年代にアメリカで人気を博した俳優です。
「タップの神様」と呼ばれています。
その映像がこちら
1968年にジェリー・ジェフ・ウォーカー(アメリカのカントリー・アーティスト)が発表した曲「ミスター・ボージャングルス」には、歌詞にビル・ボージャングル・ロビンソンが出てきます。
この曲はサミー・デイビスJr.などが歌っており、俳優の高倉健さんもこの曲が好きだったそうです。
その後タップダンスは世界中に広がり、映画やミュージカルに登場します。
「雨に唄えば」とか「ラ・ラ・ランド 」にも出てましたね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。