おはようございます。ミツアキです。
今日は『翼よ! あれが巴里の灯だ』という映画にもなった、リンドバーグが「スピリット・オブ・セントルイス号」で大西洋を単独無着陸で渡った日です。
リンドバーグの偉業と栄光
1927年5月20日、当時25歳のリンドバーグは、ニューヨーク・ロングアイランドにあるルーズベルト飛行場を離陸。33時間29分30秒かけて、1人でフランスのパリにあるル・ブルジェ空港に着陸します。
飛行距離は5,810km。スピリット・オブ・セントルイス号(ライアンNYP)に積んでいったのは、1700リットルのガソリンとサンドイッチ4つ、そして水筒2本分の水でした。勇気ありますよね。
途中で一睡もせず操縦桿を握り、いつ落ちるかもしれないという不安の中、33時間の旅をやり遂げました。その後オルティーグ賞と賞金25,000ドルを手に入れます。
名誉を手に入れ人生が変わったリンドバーグ
オルティーグ賞は、当時ニューヨークとパリの間を無着陸で飛行したものに与えられる賞で、何人もの人が挑戦しては失敗していたそうです。
無名の25才がやり遂げたことで、一夜にしてヒーローです。パリの空港には75万人~100万人が集まったといいます。まさにアメリカンドリームですね。
地位と名誉を手にしたリンドバーグ。お姉さんが心臓弁膜症を患っていた事もあり、人工心臓の開発に協力しています。第二次世界大戦に協力しつつも、戦争が引き起こす非人道的な行為に対し、国に関係なく批難しました。
"The Spirit of St. Louis"(『翼よ、あれがパリの灯だ』)を出版し、ピュリッツァー賞を受賞。ハワイに移住して穏やかな余生を送り、72才で人生を終えます。
リンドバーグの名言
33時間の挑戦が大きく人生を変えましたね。
しかし無鉄砲な行為ではなく、入念に準備した結果でした。
こんな名言を残しています。
勇気が必要なのは、打撃を受けた瞬間ではなく、
正気と信念、安全に立ち戻るための長い上り坂においてである。
人生には「やらなければならない時」があり、目標を立てて必死の努力で成し遂げた人が栄光を掴むのだなと改めて感じました。
また、「人がやっていないこと」をするのも成功の鍵と言えそうです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。