今日は女優の宮城まり子さんが「ねむの木学園」を設立した日
1968年の4月6日は、肢体不自由児の養護施設「ねむの木学園」が開園になった日です。
開設したのは女優の宮城まり子さん。
宮城さんは歌手としても紅白歌合戦に8回出場しました。
宮城さんは宝塚劇場で脳性麻痺のこどもの役を演じたことがきっかけで、脳や身体に障害のある子どものことを知ったといいます。その後私財をなげうって静岡県浜岡町に「ねむの木学園」を開設しました。
最初は「売名行為」「偽善」などの誹謗中傷もあったようですが、子ども達のために奮闘します。
次に宮城さんは施設の子供たちのための学校(ねむの木養護学校)を作りました。
また大人になった子供たちのために身体障害者療護施設(ねむの木・のどかな家)を作ります。
学園では勉強だけでなく、美術、音楽、茶道なども本格的に学ぶことができます。
子供たちの絵は純粋さ、ひたむきさによって人の心を捉えました。決して「障害者の絵」ではないのです。
国内外で美術展が開かれ、今ではビルの壁画やカレンダー、文房具のキャラクターなどに採用されています。
2020年3月21日、悪性リンパ腫のため東京都内の病院でお亡くなりになられました。
享年93才。
3月21日は自身の誕生日でもあったそうです。
日本のマザーテレサのような人。
尊敬しています。
明日は「緊急事態宣言」が出された日として歴史に刻まれるのでしょうか?
1日も早く終息宣言が出た日を書きたいものです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。